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茶髪理由に人権侵害:京都の高校

 京都市東山区の京都市立日吉ヶ丘高校で、茶髪の女子生徒に対して教員が黒色のスプレーをむりやりかけたり、授業出席を拒否されたりなどの人権侵害行為があったとして、京都弁護士会が改善を求める要望書を送付していたことがわかりました。

茶髪の女生徒に黒スプレー 京都の高校教員〔『共同通信』2006/2/24〕

 茶髪を理由に高校2年の女子生徒(17)に授業を受けさせず、髪に黒色のスプレーをかけたのは人権侵害だとして、京都弁護士会(田中彰寿会長)は24日までに、京都市立日吉ケ丘高校(同市東山区)に対し、改善を求める要望書を送付した。

 要望書などによると、女子生徒は茶髪を理由に学生証用の写真撮影を学校に拒否され、2年生だった昨年4月、髪を黒く染めるスプレーを無理やり教員にかけられた。8月には、同じ理由で授業を受けずに下校するよう指示され、テストが受けられなかった。
 女子生徒はやむなく髪を黒く染めたが、その後休みがちになり、10月、通信制私立高校に転校した。精神的ショックで、現在も精神・神経科に通院しているという。

 女子生徒の髪が生まれつき茶色だったのか、それとも女子生徒が意図的に茶色に染めていたのかは、記事ではどちらなのかわかりませんが、そのことは問題の本質とはいえません。

 女子生徒の茶髪にどんな背景があったとしても、学校側が茶髪を理由としてスプレーをむりやりかけた行為や、授業を受けさせなかったりしたのは、重大な人権侵害です。

 スプレーをむりやりかけたことは暴行にあたります。その上、精神的ショックを与えて通院治療を余儀なくさせる状況に追い込んだことは傷害に当たる可能性があります。また、茶髪を理由にして授業への出席を拒否するのは、合理性に欠く行為です。

 学校側の行為は、あってはならない人権侵害で、是正されるべきだと考えます。