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足立区学力テスト不正問題:問題の事前配布の主導者は?

 東京都の学力テストの際、足立区教育委員会が校長らに対して事前に問題を配布していた問題で、足立区教委は2007年10月12日、配布指示は教育指導室長(当時)の発案だったという報告書をまとめました。教育指導室長(当時)は「教育長(当時)の指示」としていますが、教育長(当時)は関与を否定しているということです。(『asahi.com』2007/10/13)(『Yomiuri OnLine』2007/10/12

 教育指導室長の主導だったとしても、教育長の指示があったにしても、いずれにしても「区教委の中枢部が組織的に問題配布をおこない、学力テストでの不正な成績向上を図った」ということには変わりません。
 東京都が市区町村別に学力テストの成績を公表していること、足立区教委が学校別の成績公表とテスト成績に応じた予算格差付けをおこなっていること(予算格差付けについては撤回)が複合し、くだらない競争をあおって不正を生み出した背景となっています。区教委の中枢部自身が競争をあおっているということで、さらに問題は深刻となっています。
 当時の区教委幹部同士での「仲間割れ」「個人責任のなすりつけ合い」はともかく、こういうことが二度と起こらないようにするためには根本的に、現在の学力テストのあり方を抜本的に見直し、現在のやり方での学力テストは中止するしかないのではないかと考えます。