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LINE恫喝維新大阪府議の記者会見と中学生の反論

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 山本景大阪府議(交野市選出)が中学生をLINEで恫喝した問題。続報も次々報じられ、8月14日には山本府議自身が記者会見して釈明した。

 山本府議は記者会見では、LINEのグループを作っていたのは「いじめの実態を把握するため」と新たな主張を持ちだした。

 また「下校途中におごったろかと声をかけて事務所に招き入れ」という報道が事実と異なるとして、そのことで事務所に抗議電話がかかっている、「ロリコン」などの扱いをされて迷惑を被っているなどとして、報道にリークした者を名誉毀損で刑事告発する告発状を大阪府警に郵送したことも明かした。

 さらに「交野市長と交野市教育委員会しか知らないと思われるような情報がリークされた」「交野市長選に私が出馬するという情報が広まったからその対策ではないか」と、まるで2014年9月7日投開票の交野市長選挙に関して、すでに出馬を表明している現職陣営からの対立候補つぶしと言わんばかりの陰謀論をにおわせていた。記者がその点を深く掘り下げて質問すると、「断定すると名誉毀損になりかねない」「私が市長選挙に出馬するかどうかはここで発言することではない」など、具体的なことについては曖昧な答えに終始していた。

 報道については、「下校途中におごったろかと声をかけたこと」「下校途中に事務所に招き入れたこと」それぞれの事実はあり、当事者の中学生から多くの証言が得られて交野市教委も認定している。また後者については、山本府議本人が「中学生が事務所に来ました」と写真付きでブログにアップし、写真の状況から下校途中であることが強く推定されるものでもある。

 ただ、2つの別個の事案を混同して、1つの事案のように報じたから不正確になったというだけである。「下校途中におごったろかと声をかけたこと」「下校途中に事務所に招き入れたこと」どちらかひとつとっても、府議という立場でも、また地域の大人という意味でも、重大な問題になる事案であることには変わりない。山本府議が鬼の首を取ったように「名誉毀損や報道被害の被害者」と主張できるようなものではない。

 山本府議の記者会見に対しては、同府議と接点のあった中学生からの反論も出ている。東京スポーツが中学生に取材した記事『LINE女子中学生が暴露した山本府議の大ウソ』(2014年8月16日)によると、以下のように指摘されている。

「山本さんは女子生徒にばかりLINEのIDが書かれた名刺を配ってました。iPadを持っていて自分のLINEの中身を見せてきたんですが、中学生がメンバーのグループが複数あったんです。近くにある4つの公立中学校でグループを作っていたみたい。その中には『山本けいたん応援隊』という名称のグループもありました」

「最初のころ、山本さんが送ってきたメッセージは『今、家に帰ってきた』とか夜中に『誰か起きてる?』『やった、起きてた』といった内容。完全に楽しんでる感じでした」(Aさん)

 男女平等に参加していたとする発言にも「他のグループは知りませんが、私たちのグループは最初から全員女子。グループの中の誰かが男子を(トークに)招待すると、山本さんは即、退会させてました。理由を聞くと『以前、男子に荒らされたことがあるからだ』って」と証言する。

「山本さんが私たちをお茶会に誘ってきた。その時、以前に行われた会の写真をアップしてきたんですが、写っているのは女子生徒ばかり。しかも、女の子は顔を撮られるのを嫌がるように手で隠してました。『そんな写真をLINEに載せるなんて…』って私たちみんな引き始めたんです」

 Aさんを含むメンバー全員が部活を理由に「お茶会」の誘いを断ると、山本氏の“奇行”はエスカレートしたという。

「2回くらい誘いを断ったら、『ご愁傷様です』ってメッセージが来たんです。私は『ご愁傷様って亡くなった人に使う言葉じゃないですか』って送信しました。しばらくしたら、山本さんが『遺影~』って送ってきて。山本さんは『イエ~イの変換ミスしただけ』って言ってたんですけど、それを3度くらい送ってきたんですよ(笑い)。私が『何か恨みがあるんですか?』って聞いたら、『そんなんじゃない』って逆ギレしてきました」

 こうした経過から、Aさんらが学校に山本氏の一連の言動を報告。教師らが生徒と山本氏とのトーク履歴を調べ上げ、保護者を集めて「山本府議との間でこういうことがあった。気をつけてください」と説明会が行われたという。

 あきれる話である。「ご愁傷様です」とか「遺影~」を繰り返し送るなど、山本府議自身がネットいじめをしている形になっている。「いじめの実態を把握する」と「自分がいじめを仕掛ける」というのは、全く別の話である。