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小中学校理科での学習内容強化

 文部科学省は次期学習指導要領の素案をまとめる作業をおこなっています。

 理科では、前回の指導要領で中学校から高校に移された「イオン」「進化」「遺伝の規則性」「電力量」「力の合成と分解」「仕事と仕事率」「日本の天気」を中学校理科に戻し、また小学校から中学校に移された「人の体のつくりと運動」「太陽と月」を小学校理科に戻すということです。

 戻すのはおおむね妥当だといえます。現行指導要領では、中学校理科から進化・遺伝・天気などが外されたことで、高校での理科の履修状況もあわせて考慮すると、これらの内容をまともに学ばないまま高校を卒業するというケースも珍しくありません。自然科学的な素養も、社会的には必要な学力だといえます。

 戻すのは賛成だが内容過多になるのが心配という意見も出ているということです。単元を学問的関連や発達段階にあったものに整理統合するなどの方策で、必要な内容を効率的に学べるような抜本的な改革も必要となるでしょう。