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「体罰」解雇は不当と元寮監が仮処分申請

 長崎日大中学校・高等学校(長崎県諫早市)の学生寮の元寮監(55)が、「体罰」で諭旨解雇処分を受けたのは不当として、地位保全を求める仮処分を長崎地裁大村支部に申し立てたことがわかりました。

 この元寮監は寮生に対して繰り返し「体罰」を加えていました。寮監は「体罰」を一部認めたものの、「けがを負わせるほどではなかった」として処分は不当としています。
 「体罰」は一部認めているものの、事実と違う・不当とはどういうことなのか、理解に苦しみます。「体罰」は全く論外の行為です。けがを負わせたかどうかは関係ありません。しかもこの元寮監は日常的に「体罰」を加えていたことは明らかです。「体罰」加害者によくありがちな「問題視するものが悪い」と言いたげな論理展開ですが、無理な理由をこじつけて地位保全を求める方が不当だと感じます。

長崎日大中高 元寮監の男性 「体罰で解雇は不当」 地位保全求め仮処分申請(『西日本新聞』2007/8/31)
 長崎県諫早市の長崎日大中高校の生徒が寄宿する寮の元寮監長の男性(55)が、「寮生への体罰を理由に解雇されたのは不当」として、長崎地裁大村支部に地位保全を求める仮処分を申し立てていることが30日、分かった。男性は規律を守らない寮生を一度だけ平手打ちにしたことは認めているが、学校側が解雇の理由としたけがを負わせるほどの体罰は加えていないと主張している。
 学校側によると、寮には約40人の男子が寄宿。保護者からの通報で、男性が6月中旬、中1と高3の寮生に体罰を加えたことが発覚。中1の寮生から頭部打撲など2週間の診断書が出され、男性も「深夜に他の寮生の部屋に行くなどの規律違反があり、1回だけ平手打ちした」と認めたことなどから、7月中旬に諭旨解雇にしたという。
 これに対し男性は、中1の寮生側が主張する二度の平手打ちと頭部への殴打を否定。「事実と違うことで処分され、不当」としている。高3の寮生への3回の平手打ちについては、双方の言い分が一致しているという。
 野上秀文校長は「どんな形にせよ体罰はいけない。処分は妥当と考えている」と話している。