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私立中高連が受験料負担自粛要請へ

 ほとんどすべての私立中学校・高等学校が加盟している日本私立中学高等学校連合会は8月28日、大学合格実績水増し問題に関連して、学校側が受験料を負担することを自粛するよう呼びかける申し合わせをおこないました。

 以前に大阪府私学課が自粛を求める同様の通知を大阪府内の学校に対して出していますが、全国規模での対策がとられたのは初めてとなります。
 大学合格実績水増し問題は、大阪府と兵庫県での発覚数が多いものの、事件そのものは全国的に発覚しています。背景には学校経営の戦略として「進学校への転換」を選択し、急速な進学校化を図るべく進学実績を短期間で向上させようとしたことがあげられます。
 問題解決には、大きな視点で見れば「進学実績や部活動の成績など、数値で一面的に学校を評価しがちな世間の風潮も変える必要がある」のでしょう。
 しかし少なくとも、学校側の受験料負担で進学する気もない多数の大学を受験させるということは、第一志望の受験生を侮辱する行為だともいえますし、入試制度の根幹が問われる行為です。仮にも教育機関が教育の根幹を問われるような行為をしてしまうというのは、あってはならないことです。自粛申し合わせを全国的におこなったことは、当然といえば当然なのですが、問題解決の第一歩だともいえます。