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合格実績水増し問題:大阪府の調査まとまる

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 私立高校の大学合格実績水増し問題の実態調査を進めていた大阪府は、府内の私立高校・中等教育学校計101校に対する調査をおこない、8月7日に公表しました。調査によると、2007年度に開校したばかりで合格・進学実績のない1校を除く計100校のうち、31校が学校で受験料を負担して合格実績を水増ししていたことが判明しました。

 特に、最初に問題が発覚した大阪学芸高校をはじめ計6校で、学校側が受験料を負担して特定の少数の生徒に1人あたり50校以上も受験させていたことが明らかになっています。いずれの高校も、少子化に伴う生徒獲得競争のもと、急速な「進学校」への転換を「学校の特徴」と位置づけるような経営戦略がみられ、その結果このようなゆがみが生じたのではないかといえます。
 学校側の行為はもちろん問題だといえます。その一方で大学合格実績を「特色」とみる空気は、別に学校関係者だけではなく社会に蔓延しています。「大学合格の数字を学校評価の大きな基準とする」という社会の風潮から根本的に変えなければ、どうしようもないという気がします。