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東京都立5中学校、「つくる会」教科書を採択

 東京都教育委員会は7月26日、都立中高一貫校5校で「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社版社会科歴史・公民教科書の採択を決定しました。

 採択は2008年度開校予定の中高一貫校2校での1~2年生用教科書(歴史的分野)と、2006年度に開校した中高一貫校3校での3年生用(公民的分野)教科書に関して実施されました。
 しかしひどすぎる話です。「つくる会」の教科書に関しては、歴史的分野・公民的分野ともに「事実に反する」「学問上の定説を無視し、執筆陣の政治的主張に沿った少数学説・トンデモ説をあたかも『広く受け入れられている学説』かのように事実をゆがめてすり替えるなど、一方的な主張を織り込んでいる」「民主主義否定・人権軽視・戦争賛美」などと激しい批判を浴びているものです。
 例の教科書に実際に目を通してみましたが、この教科書は確かにそういった批判がぴったり当てはまるものです。また特定の政治勢力による政治的プロパガンダ文書に近いもので、教科書としては質が極めて低いものです。しかも全国の学校で定例の教科書採択年にあたっていた2005年には、「つくる会」支持者の暴力的で乱暴・下品な採択押しつけ策動が激しくおこなわれたことも記憶に新しいことです。
 このような全く論外の教科書を採択することで、いったいどのような人間を育成しようというのでしょうか。