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めちゃくちゃな「合格実績水増し」

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 『読売新聞』(web版)2007年7月20日付によると、「大阪市住吉区の私立大阪学芸高校で、1人の生徒に志望とは関係なく、関西地区では有名大学とされている関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)の計73の学部・学科を片っ端から受験させ、実際は1人なのに多数の生徒が合格したかのように見せかけていた」ことが判明しました。

 受験料は学校側が全額負担した上、学校から該当生徒に対して現金と腕時計が贈られたということです。
 全くひどい話です。受験実績を上げるためにこのような手段を使うのは、全くの本末転倒です。大学受験予備校でもさすがにこういった話は聞いたことがありません。しかも、大学受験に特化しているわけではなく、全面的な学校教育をおこなうことが目的の高校でこのようなことをおこなうのは、高校教育の目的を根本から否定していることになります。
 いわゆる「進学校」といわれる学校では、公立・私立問わず「有名校」「難関校」といわれるような大学への合格実績の数字を過剰にアピールしたがる傾向があります。個人的には「受験成績に過剰に固執して学校自慢をしたがるような手合いはレベルが低すぎる」と冷めた目で見ていますが、過剰にアピールしたがる空気の中に入り込んだのならば、こういう変なことをする学校が現れてもおかしくないでしょう。
 また、志望とは関係ない生徒が合格した分、本当にその学校に進学したいと考えていた受験生が不合格になった可能性もあるということも考えると、ほかの受験生や大学側にとっても侮辱ではないかと思います。
 受験体制そのもの、また受験成績を「学校の特徴・特色」と扱ってアピールしたがる一部高校の傾向など、大枠から変えなければどうしようもないという気はします。