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いじめ自殺?学校・市教委は因果関係否定:大阪・大東市

 大阪府大東市で7月3日、市立中学校2年生の男子生徒が自殺した事件について、大東市教育委員会は7月4日に記者会見をおこないました。
 会見では、死亡した生徒が同級生から複数回暴言を受けていたことを明らかにしましたが、いじめの認識はなく、また自殺との因果関係もないと結論づけています。

 記者会見によると、死亡した男子生徒は複数回にわたって暴言を受けていて、そのたびに担任教諭が指導していたということです。しかし一方で「散発的な事件だったのでいじめではないと認識している」「死亡との因果関係はない」と結論づけています。
 いじめはない・自殺との因果関係はないと自殺翌日に結論づけるのは時期尚早だといえます。無論「いじめがあった」「因果関係がある」と結論づけるのも時期尚早でしょうが、少なくとも「いじめがあり、また自殺との間に因果関係がある」という疑いも残る事案です。その辺のことをしっかりと調査せずに、今の時点で結論めいたことを出すのは不適切だといえます。先入観なしに事実関係を調査することが求められます。

大東の中2男子自殺:同級生から暴言 大東市教委「死亡との関係なし」 /大阪
(『毎日新聞』大阪版 2007年7月5日)
 大東市の市立中2年の男子生徒(13)が3日、自宅で首をつって死亡した問題について、大東市教委は4日、記者会見。昨年5月と今年4月に、同じ同級生から暴言を受けていたことを明らかにした。しかし、現段階で、死亡との因果関係はないとした。
 会見には、男子生徒が通っていた中学の校長や市教委の担当幹部らが出席。校長によると、男子生徒は「きしょい」「あっち行け」などと言われ、すぐに担任に相談。相手生徒を含め話し合ったという。
 校長は「その都度、担任が間に入って解決を図っており、いじめとの認識はない」と強調。教職員全員から聞き取りをしたが、動機は不明で、生徒の母親は弔問した校長に「心当たりは何もない」などと話したという。【中村一成】