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横浜市立奈良中学校柔道部顧問を傷害容疑で書類送検

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 顧問を務めている柔道部で2004年12月、「指導」と称して当時3年生の男子生徒を執拗に投げ飛ばすなどして急性硬膜下血腫と脳挫傷などの重傷を負わせたなどとして、神奈川県警は7月2日、横浜市立奈良中学校(横浜市青葉区)の保健体育科教諭で柔道部顧問・田中秀昌(28)=事件発生当時26歳=を傷害容疑で書類送検しました。被害生徒は高次脳機能障害の後遺症が残ったということです。

 調べれば調べるほど、事件の内容は悪質極まりないといわざるを得ません。これは偶発的な事故ではなく、暴行・「体罰」であり、一方的な虐待だといえます。
 「態度が悪い」と称して執拗に投げ飛ばすなどした上、絞め技で意識を失わせてさらに投げ技を加えるなどする、これでは「競技の特徴を悪用して、練習と言い訳できるような姑息な手段で暴行を加えている」ということだと判断しなければならないでしょう。
 しかも田中は、被害生徒や保護者に対して一言の謝罪もしていないということです。また学校や横浜市教委も田中の行為を擁護し、現時点では田中は特に何の処分も受けていないということです。
 生徒の保護者はねばり強く話し合いを重ねていましたが、学校側の不誠実な態度に対してやむを得ず刑事告訴をおこない、今回の書類送検にいたりました。
 被害を受けた生徒が少しでも回復することを願います。また田中については、刑事事件としても厳しい処分が下されることを望みます。学校や教育委員会については今までとってきた態度を根本的に見直し、被害者の立場に立って誠実な対応をおこなうべきです。

柔道部顧問教諭を書類送検 練習中に体罰、生徒重傷に〔『共同通信』2007/7/2〕
 横浜市立奈良中学校(同市青葉区)で2004年、柔道部員で3年生だった男子生徒(17)に投げ技などを繰り返し、頭に重傷を負わせたとして、神奈川県警捜査1課は2日、傷害容疑で、同校柔道部顧問、田中秀昌教諭(28)を書類送検した。
 生徒は途中で意識を失い、病院に搬送されたが急性硬膜下血腫と診断され、脳内の静脈切断や前頭葉の挫傷なども判明。県内の高校に通う現在も、記憶障害や右手のまひなど重い後遺症があるという。
 田中教諭は02年に講道館杯日本体重別選手権で優勝歴がある有段者で「(生徒の)態度が悪く矯正しようと思った。しつけの一環だった」と供述しているという。
 調べでは、教諭は04年12月24日の柔道部の練習中、技を掛け合う「乱取り」で生徒に投げ技や絞め技を繰り返し、意識がもうろうとしているのにもかかわらず一方的に技を掛け続け、脳挫傷などの重傷を負わせた疑い。
 生徒と両親が今年2月になって県警に同容疑で告訴。