なぜ立件を見送るのか

 筑前町立三輪中学校いじめ事件に関して、「保護者から聞いた話をクラスの前でゆがめて暴露した地方公務員法(守秘義務)違反」「偽善者になれない偽善者などの名誉毀損発言を繰り返した」などの、いじめ加害者教師・田村伸一の行為について、福岡県警少年課は立件しない方針を固めました。

 明らかな地方公務員法違反であり、また名誉毀損でもあるのに、なぜ立件しないのか理解に苦しみます。今からでも方針を見直して改めて立件してほしいと願います。
 立件を見送る理由として「田村に犯意はなかった」「田村を好意的に見る人が多い」と報じられています。
 犯意うんぬんについては、今回の田村の意図的かつ悪質な行為に対して「犯意はなかった」ですまされるのか疑問です。また「好意的に見る人が多い」も疑問です。「史上最悪の極悪教師の一人」など、間違っても好意的に見るわけにはいきません。学校や地域の関係者は加害者とグルなので話は別ですが、日本全国を見渡せば、田村を好意的に見る人などほとんどいないでしょう。
 加害者生徒ともに一人の生徒を自殺に追い込んだ教師には、それ相応の措置があってしかるべきです。県教委も減給で済ませて身分は安泰、警察も立件しないでは、まさに「悪いことをやり得」ではないかと感じます。