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学力テスト中止求めて申立:京都

 4月下旬に実施される予定の全国学力テストについて、京都市と京都府京田辺市の小中学生計9人が4月16日、京都市教委と京田辺市教委をそれぞれ相手取り、学力テスト中止の仮処分を求めて京都地裁に申立をおこないました。学力テストに関する仮処分や訴訟は全国初だということです。

 学力テストでは個人を特定する形でおこなわれ、情報を外部業者が集計することや、同時に個人を特定できる形で生活状況調査をおこなうことなど、プライバシーの観点から実施方法に問題があると指摘されています。
 文部科学省は例外的に、個人名の代わりに番号での受験も認めるとしたものの、根本的な問題が解決されているわけではありません。
 この間の学力テスト実施をめぐる経過を考えると、そもそも実施する必要があるのかという問題に始まり、実施にプライバシーへの配慮がないという問題など、不安を持つ児童・生徒や保護者が出ることは必然的だといえます。
 今回の申立は、仮処分が実施されるかどうかという問題が直接の問題です。しかし、そのことだけにとどまらず、全国学力テストに関するこの間の準備過程のあり方全体が問われているといえます。