投資教育は学校に不必要

 政府や証券業界は、子ども向けの金融教育・投資教育を推進し、実際に学校で取り上げているケースも増えているということです。一方で、教育現場からは疑問と批判の声もあがっているということです。
小中生に株教育 10万円渡しマネーゲーム 証券会社と政府が推進〔『しんぶん赤旗』2006/2/9〕

 経済の仕組みを学ぶ、経済や労働・お金などの意味や意義を学ぶなどといった角度からの経済教育については必要です。
 しかし、マネーゲーム的な投資を学校で推進することは、そういった経済教育とは一線を画すもので、教育的な角度からみて疑問です。投資について扱うにしても、経済学上の理論を紹介するだけにとどめるべきです。
 実際に投資をおこなうという前提でのマネーゲーム的な内容を学校で推進するのならば、児童・生徒にとっては、労働の意義や価値・金銭感覚などについての理解がゆがんだり、万が一の際に経済的・社会的責任がとれないなどといった弊害も考えられます。