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教員評価制度:制度に無理?兵庫

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 兵庫県の公立学校で、校長が所属教職員を評価する制度について、現場の教員から「手抜き評価」の声が、兵庫県教委や教職員組合に相次いでいるということです。
教員評価「手抜き」続々 制度に無理ある?〔『神戸新聞』2006/12/29〕

 記事によると、「教員の自己評価をそのまま校長評価として使用」「生徒の授業評価をそのまま使用」「評価の際に義務づけられている面談を経ずに、全教員が横並びの評価」などのケースが出ているということです。
 教職員に対しては、業務の性質上、ひとつの物差しを単純に適用しての評価は困難な面があります。むろん「生徒に対しての暴力や暴言などを日常的に繰り返す=マイナス評価」などの単純に判断できるケースもあるでしょうが、すべてがそう単純にはいかないでしょう。
 例えば中学校や高校での授業指導の評価では、校長と同じ専門教科の教員相手ならばまだしも、校長一人で所属校の全教員の授業評価をするのは難しいということにもなりかねません。
 また校長一人が評価を決めるということで、「下手なことをすると、教職員との人間関係に悪影響を及ぼし、学校運営そのものが行き詰まる要因ともなりかねない」という心理が働くことも考えられます。
 教職員自身の資質向上のためにも、何らかの形で教職員自身の教育活動を点検する機会は必要だといえます。教職員への評価制度もひとつの方法だといえますが、具体的なやり方についてはもっと見直していかなければならないのかもしれません。