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桜宮高校「体罰」自殺訴訟、大阪市は棄却求める

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 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件で、生徒の遺族が大阪市に約1億6500万円の損害賠償を求めて訴えた民事訴訟の第1回口頭弁論が、1月22日に東京地裁で開かれた。

 遺族の父親は「なぜ息子が死ななければならなかったのか、民事裁判を通じて事実解明されることを期待する」などと訴えた。
 一方で大阪市は請求棄却を主張し、詳細な反論は次回以降の口頭弁論でおこなうとした。次回の口頭弁論は3月19日午後1時15分開始の予定。
 この事件では、顧問教諭が生徒に対しておこなった暴力行為が刑事裁判で認定されている。教諭の行為については、大阪市は暴力行為と認め、橋下徹大阪市長も表向きは厳しく批判していた。
 しかし実際には、根っからの「体罰」推進論者である橋下市長の人気取りのために、事件が悪用された形になった側面もある。高校受験直前の時期にもかかわらず桜宮高校の体育科をつぶして受験生を不安に陥れたことや、個別の動きを吟味せずに学校関係者というだけで悪の共犯扱いされて無関係な生徒が嫌がらせをされるなどの被害も生まれた。
 民事訴訟についても、本気で「体罰」・暴力行為を根絶する気ならば、請求棄却を主張する道理はないのではないかといえる。
(参考)
◎遺族「事実解明を期待」 桜宮高体罰自殺で初弁論 (共同通信 2014/1/22)
◎桜宮高体罰:自殺生徒の遺族 損賠訴訟で「事実解明を」(毎日新聞 2014/1/22)