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「日の丸・君が代」処分取り消し訴訟、原告団結成

 東京都の公立学校の入学式・卒業式で「日の丸」への起立と「君が代」斉唱をしなかったなどとして教職員が処分された問題で、処分された教職員らが処分の取り消しを求める訴訟を準備し、12月23日に原告団を結成しました。2007年2月9日に東京地裁に提訴する予定だということです。〔『時事通信』2006/12/23〕〔『朝日新聞』2006/12/23

 「日の丸・君が代」の強制は、思想信条の自由を定めた日本国憲法の趣旨に反するものです。また、「強制するのはふさわしくない」としている国旗・国歌法の趣旨にも反します。
 「日の丸・君が代」強要派が根拠とする学習指導要領ですら、指導要領全体を読むと「日の丸・君が代」の強制は重大な矛盾があり、学習指導要領を持っても決して正当化できないものです。そもそも入学式や卒業式などの特別活動は、児童・生徒の自主性を重視して運営するという趣旨が、学習指導要領に明記されています。児童・生徒の自主性とは無関係な、上からの一方的な押しつけである「日の丸・君が代」の強要は、学習指導要領の趣旨にも反するものです。
 今回の訴訟とは別の、教職員に斉唱の義務がないことの確認を求めた訴訟では、東京地裁でも2006年9月に、「日の丸・君が代」強要の都教委通達は違憲・違法と断じています。しかし東京都は不当な控訴をおこなっています。
 今回の処分取り消し訴訟でも、再び違憲・違法の判断がなされることが期待されます。