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高校の必修漏れと大学生意識

 大阪府内の大学で教職課程の非常勤講師も兼任している大阪府立高校教諭が、大学の講義の際に「高校時代の履修漏れ」に対する意識調査をおこなったところ、履修漏れがあったという学生は「必修科目を習わなかったことは受験のために良かった」と考える傾向があったということです。
必修漏れ、多い肯定意見 大阪の大学生68人アンケート(『asahi.com』2006/12/19)

 調査サンプルとしては68人と限られていますが、それでもいろいろと考えさせられる典型的な意見が凝縮されているように感じられます。

『asahi.com』2006/12/19より
 自由回答では、「受験にはむだなのだから、除くのは自然」「高3で受験に関係ない科目の授業を受けるのは、やっぱり苦痛」という声の一方、「せっかくの学ぶ機会のはくだつだと思う」「地理の勉強は結果的に世界史に役立ったし、2科目を学べなかった生徒がかわいそう」など、履修しないことに否定的な意見も目についた。

 受験対策に特化しないことへの不満と、幅広い科目を学びたいという要求とが、それぞれ色濃く表れていると感じられます。
 高校での学習内容のあり方、大学受験のあり方など、いろいろな角度からさぐっていかなければならないでしょう。