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石川県いじめ誤認暴行事件、父親に罰金刑確定

 石川県内灘町で「小学校に通っていた娘がいじめを受けている」とした父親が、同級生の男子児童を一方的に「いじめ加害者」と思い込んで暴行を加えケガをさせた問題で、最高裁が父親の上告を棄却し、罰金30万円の判決が確定していたことがわかった。

 この事件は2011年11月、当時小学校6年だった女子児童の父親が、「娘がいじめを受けている」として教室に乗り込み、男子児童を殴ってケガをさせたものである。

 学校や教育委員会の調査では、いじめはあったとされたものの、男子児童の関与は否定した。

 父親は罰金30万円の略式命令を受けたが。父親は不服として正式裁判を請求した。一審金沢簡裁(2012年8月)、二審名古屋高裁金沢支部(2013年1月)とも、暴行被害にあった男子児童がいじめに関与していたとは認めず「男児が自分の意に沿う回答をしなかったことに立腹して暴行した」と認定し、罰金30万円の判決を出していた。父親はそれを不服として上告した。

 「いじめに関与した」と事実に反して一方的に決めつけて人違いで暴行を加えるというのなら、それはいじめの解決にとっては逆効果の行為でしかない。いじめ被害者が被害を訴えることも困難になってしまう。それこそ、いじめと同等の行為ではないのだろうか。

(参考)
◎内灘のいじめ:父親の上告棄却 長女のいじめで男児殴り罰金 /石川(毎日新聞 2013/6/21)
◎教室で長女の同級生殴った父、罰金30万円確定(読売新聞 2013/6/21)