※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

いじめの不適切対応で提訴:大分

 大分県佐伯市の私立高校に通っていた元生徒が「学校でいじめを受けて不登校になり、学校側に相談したが適切な対応をとられなかった上、授業料の滞納などを理由に退学処分となった」として、学校側の措置を不当として学校法人を相手取り、165万円の損害賠償を求める訴訟を大分地裁に6月14日付で提訴した。

 この間の事実関係については、報道によると以下のようになっている。

 訴状によると、元生徒は高校2年生だった昨年9月、教室で1年生の生徒に首をつかまれ「殺すぞ」と脅されるなどした。担任らに相談したが、適切な対応を取らなかったため、また嫌がらせを受けるのではないかと不安に思い、10月以降登校できなくなった。
 一方、学校は同年11月、8月以降の授業料の滞納や無断欠席などを理由に退学処分を通知。学校によると、授業料を3カ月滞納した場合、退学処分にできると校則で定められているという。元生徒側は支払日から換算すると納付が遅れたのは1カ月程度だったなどと主張している。
(時事通信2013年6月14日『いじめ放置の上、「退学」は不当=元生徒が学校提訴-大分』)

 いじめ問題については学校側の対応が適切だったのだろうか。生徒が恐怖感や不安感から投稿できなくなるという状態は速やかに解消しなければならないが、学校側がどのような対応をとったのかが気になる。
 また授業料滞納の詳細は不明なので保留するとしても、「無断欠席」を理由にした退学処分は、いじめ・暴行の恐怖感で不登校になっている生徒に追い打ちをかける形になってしまったのではないかという印象も受ける。