埼玉県北本市いじめ自殺控訴審、請求棄却

 埼玉県北本市立中学校1年だった女子生徒が2005年に自殺したのは学校でのいじめが原因だとして、両親が北本市などに計7600万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁は4月25日、一審東京地裁判決に引き続いて両親側の請求を棄却した。

 報道によると、げた箱から上履きを落とされるなどの事実は認定したものの、「一部の出来事が不快感を与えたことは否めないが、自殺を決意する原因になるようないじめが存在したとはいえない」と判断したという。
 現時点での報道は速報の範囲の内容であり、詳細な続報が待たれる。一方で報道の範囲では、通常の判断をおこなえばいじめと判断されるような行為があったこと自体は認定したものの、その行為に対しては大したことがない軽微なものと扱い、自殺との因果関係を否定したものだと読める。こういう判断でいいのだろうか。
(参考)
◎いじめとの関係二審も否定 埼玉の中1女子自殺(河北新報 2013/4/25)