下級生への暴力で対外試合禁止処分:PL学園

 日本学生野球協会は4月9日の審査室会議で、「上級生部員から下級生部員への暴力があった」として、PL学園高校(大阪府富田林市)の野球部を6ヶ月間の対外試合禁止処分とした。

 暴力事件は2013年2月23日夜、同校の野球部寮で起きたという。新聞報道によると、暴力の経過について、以下のように指摘されている。

 2年生(現3年生)2人が、1年生(現2年生)2人を寮内の部屋に呼び出した。
 2人のうち1人に対して、目の前にいる上級生をからかうように指令。渋々従った1年生に対して、怒った2年生が殴る、蹴るの暴行を加えた。
 さらに、上級生はこの1年生に、別の2年生のところにも行って、同じようにからかうように指令。指示に従うしかなかった1年生は、最後は鼻の上に飛び乗られるなど、1度目を上回る激しい暴行を受けた。
 最後は痙攣(けいれん)を起こし、救急車に搬送された。
(日刊スポーツ2013年4月9日『「明らかないじめ」PL学園部内暴力詳細』)

 これは、上級生部員から下級生部員へのいじめである。審議会でも「いじめ」と判断して厳しい処分をしたという。
 PL学園の野球部では数年ごとに、上級生部員から下級生部員への部内暴力が発覚しているという印象を受ける。ざっと調べてみると2001年、2002年、2004年、2011年にも事件があったことが確認された。こういう暴力が繰り返される体質にはメスを入れなければならない。