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生徒ケガで告訴:背景に人種差別的いじめ?

 香川県綾川町立中学校に通う外国籍の1年男子生徒が同級生から暴行を受け重傷を負ったとして、生徒の両親が2月18日付で香川県警に刑事告訴した。また同日付で、町教委へも再発防止策を申し入れた。この生徒は中学校入学以降、同級生らから人種差別的ないじめを継続的に受け続けているとも訴えている。

 生徒側によると、生徒は2012年3月に来日し、同年4月に同中学校に入学した。当初は日本語がほとんど話せなかったという。入学直後から、同級生4人から肌の色の違いを槍玉にあげられ「汚い」「国に帰れ」などの人種差別的な暴言を繰り返し受け、濡れた雑巾を顔に押し付けられたり足を蹴られるなどしていたという。
 2012年11月には、この同級生のうち1人から足を引っ掛けられて転倒し、足や顔などに重傷を負った。事故から3ヶ月後の2013年2月時点でも、生徒は松葉杖を使っているという。
 保護者側は「担任教諭や学校に何度も対応を申し入れたがかなわなかった」と訴えている。一方で学校側はいじめを否定している。
 ケガをしたことは事実で、その事実を争う余地はないだろう。一方で背景に人種差別的ないじめがあるとすれば大問題である。生徒のケガの早期回復を願うとともに、いじめの事実関係を解明し適切な指導をおこなっていくことが必要である。
(参考)
◎傷害容疑:「いじめで重傷」告訴…パキスタン籍の中1両親(毎日新聞 2013/2/19)
◎パキスタン人生徒「いじめで大けが」 香川の中学(朝日新聞 2013/2/19)
◎中1パキスタン人男子生徒「いじめで大けが」 香川県警に告訴(産経新聞 2013/2/18)