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一部保護者、教師への寛大な処分求める嘆願書提出

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 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件で、生徒に暴力を加えたバスケットボール部顧問・小村基教諭(2月13日付で懲戒免職)の処分決定に先立ち、一部のバレーボール部OBや保護者が同教諭への寛大な処分を求める嘆願書を大阪市教委に提出していたと報じられた。

 嘆願書には約1100人分の署名が付けられていたという。

 小村教諭への寛大な処分を求めた嘆願書を支持するOBや保護者のグループは、この教諭が「人として大切なことを教えてくれた」「先生のおかげで社会でも通用できる強い人間になった」「先生の進路相談で息子は勉強への意欲がわいていた。“先生”としての人生を取り上げられるのはあまりに厳しい」など、同教諭の「体罰」・暴力の事実には正面から向き合わずにむしろ肯定していると取れる発言をしていると、嘆願書提出の事実を報じた新聞記事では指摘されている。また「体罰は自殺の一因だったのかもしれないが、それが全てなのか」など、まるで自殺した生徒にも非があるかのような中傷もおこなっている。

 こういう加害者側の立場にたった自己正当化や被害者中傷は、「体罰」・暴力事件が起きると必ずといっていいほど現れるものである。しかし被害者の立場になってみれば、こういう中傷は決して許すことはできない。

 桜宮高校では、同校の生徒というだけでの嫌がらせが相次いでいるという。こういう一部OB・保護者グループの存在が、生徒に嫌がらせをするような心ない人達の行動を正当化させる効果をもたらし、嫌がらせが激化してしまうおそれがあり、強く憂慮している。

 また同校関係者では、学校から暴力・「体罰」を一掃し、生徒への理不尽な嫌がらせをやめさせるよう活動しているOBや保護者のグループもある。良心的なOB・保護者グループまで混同されての攻撃が激化することも危惧する。

(参考)
◎バスケ部員ら1100人、顧問の嘆願書を市教委に提出(産経新聞 2013/2/14)