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野球部での過剰な叱責苦にして?自殺:岡山

 岡山県立岡山操山高校(岡山市中区)で野球部マネージャーを務めていた2年の男子生徒が2012年7月に自殺し、監督の男性教諭からこの生徒に対して「行き過ぎと言われても仕方のない指導や発言」があったと指摘されていることがわかった。

 2013年2月13日付の一部報道で報じられた。岡山県教育委員会は監督の「指導」については認めているものの、自殺との因果関係がはっきりしないとして公表を見送っていた。

 この生徒は選手として野球部に入部したが、2012年6月に一度退部し、同年7月23日にマネージャーとして部に復帰したという。「先生に怒られるのが嫌。野球がおもしろくない」などとして、マネージャーなら怒られないのではないかとして復帰したと、この生徒は別の部員に話していたという。

 復帰当日、教諭はこの生徒に対して「マネジャーなら黒板くらい書け」などと怒鳴った。また7月25日には「声を出せ」などと叱りつけたという。生徒は翌7月26日朝、岡山市内で自殺しているところを発見された。

 生徒の自殺後、学校の調査でこれらの証言が浮かび上がった。また部員らは、監督が「殺す」などの暴言を日常的に使ったり、パイプ椅子を振り上げることもあったと証言したという。監督は「厳しい叱責は指導の一環」などと話した。

 生徒の家族は、「責任感の強い子だった。『もう辞められない』と思い、監督に叱られて追い詰められたのではないか。なぜ息子が死ななければならなかったのか、第三者による調査で自殺と指導の因果関係についてもっと具体的に検証してほしい」と話しているという。

 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件と似たような構図となっている事件であり、いわゆる「指導死」の疑いがある事案である。状況からは自殺との因果関係が疑われるのではないだろうか。具体的な検証が必要だといえる。

(参考)
◎監督の叱責受けた当日に… 高校野球部マネジャーが自殺(朝日新聞 2013/2/13)