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桜宮高校事件:暴力加えた顧問「免職相当」

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 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺問題で、大阪市の人事監察委員会は2月7日までに、暴力を加えたバスケットボール部顧問教諭(47)について「免職相当」とする意見をまとめた。2月12日にも教諭の処分が教育委員会で審議される見通しだという。

 「体罰」や暴力では、加害者の支持者が暴力を正当化して激しい嘆願運動をおこなうなどしたり、また加害者本人が「不当処分」にすり替えて騒ぐなどすることを恐れるなどして、懲戒免職の事例は極めて少ない。懲戒免職の事例は直接の暴力行為によって生徒が死亡した場合か、わいせつ・性的虐待行為とセットの場合(懲戒免職理由はわいせつ行為が主として扱われる)がほとんどである。生徒が自殺したり重傷を負っても停職どころか減給程度で済んでいる事例すらある。
 また「体罰」や暴力で一度懲戒免職になっても、加害者本人が不服を訴えて騒ぎ、懲戒免職が撤回される事例も過去にはあった。
 今回の事件では、行為の悪質さを考慮すると、懲戒免職は当然である。また同時に、こういう事件が起きないような体制も作っていかなければならない。
(「体罰」や生徒への暴力行為で懲戒免職になった例)

  • 2000年:熊本県の公立小学校で、写生大会の絵の題材が同じだったとして、児童7人に対し「自分で考えないのは動物と同じ。動物の気持ちになって、服を脱いで反省しなさい」と裸になるよう命じたとして、教諭を懲戒免職。
  • 2003年:卓球部の指導中に暴行や暴言を繰り返し複数の生徒を自律神経失調症や不登校に追い込んだとして、北九州市立中学校教諭・林壮一郎を懲戒免職。当該教諭は免職を不服として訴え、暴力の事実認定はそのままに停職6ヶ月に修正されて2005年より復帰。問題の教師は現在、北九州市立吉田中学校に勤務しているという。
  • 2008年:「大阪市立中学校の教諭当時、剣道部の指導中に暴力や性的虐待行為を繰り返した」として被害者が民事訴訟を訴え、裁判で暴力や性的虐待を認定する判決が確定したとして、大阪市教委指導主事(教頭級)を懲戒免職。
  • 2011年:愛媛県松山市立中学校で女子生徒に平手打ちやわいせつ行為をおこなったとして、教諭を懲戒免職。当該教諭には罰金の略式命令。