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保護者・卒業生の会が要望書提出:桜宮高校問題

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 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件に関連して、保護者・卒業生有志で作る「桜宮高校から体罰をなくし、改革をすすめる会」(桜宮応援団)が1月30日、大阪市教委に対して要望書を提出した。

 要望書では、部活動停止は「学校改革には無関係の誤った措置」、教職員総入れ替え方針は「みんなが入れ替わって改革すべき点を理解できるのか」などと指摘し、それらの方針に反対の意思を表明している。
 また生徒に対して、通学路で罵声を浴びせられたり通学用自転車のサドルが抜かれるなどのいたずらが相次いでいるとして、これらの原因は「市教委が改革の議論をオープンにせず、学校関係者全体を加害者のように扱っている」ことが背景にあると指摘している。
 暴力・「体罰」をなくす方向での改革を進めること、これはこの会の基本方針でもある。一方で橋下徹大阪市長や大阪市教育委員会は、暴力・「体罰」への対策はそこそこに、見せしめ的に学校運営に影響を与えるようなことばかりしている。
 橋下徹大阪市長を中心に、「体罰」の被害を受けていたり目撃したりして不満に思っていても言い出せなかった生徒まで「暴力教師の共犯」扱いしていることは、決して許されることではない。そういうとんでもない方向での宣伝が、下品な中傷・嫌がらせを生んでいる原因の一つともなっている。
 中傷に耐えかねた生徒や保護者が、怒りの矛先を「自殺した生徒や、騒ぐ家族・マスコミが悪い」という方向に向けてくれれば、もともと「体罰」積極肯定派であるにもかかわらず今回の事件では「体罰」反対かのように見せかけて一般生徒への中傷を仕掛けている人たちにとっては都合がいいのだろう。しかし「会」の存在によって、そういう方向に陥らない・陥らせないことを図るような動きが出ているのは前向きな方向だといえる。
 要望書の方向は、学校改革を考えるヒントの一つとなるのではないか。