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大津いじめ自殺、学校側はいじめと自殺の因果関係認めていた

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 滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺事件(2011年10月)で、生徒が自殺数日前に同級生に「死にたい」などと相談していたことを学校側の自殺直後の調査で把握していたことや、自殺直後の校内会議でいじめと自殺との因果関係を認める記録が残っていたことがわかった。

 いずれもこれまで公表されていなかった内容である。学校側が作成したメモにはそれらの内容が残っていて、警察が学校を捜索した際にそれらのメモが押収されていたという。
 毎日新聞によると、自殺直後の学校側の調査状況について、以下のように指摘されている。

 学校側はこれまで、男子生徒が自殺した11年10月11日の6日後に全校アンケートを始め、同年11月に同級生3人によるいじめがあったと認定した。一方で遺書などがなく、「自殺との因果関係は判断できない」としてきた。
 しかし、実際は自殺の翌日から3日間で、在校生20人近くに聞き取り調査を実施し、校内での暴行などいじめ情報の大半を把握していた。この聞き取りの記録の中に、塾で男子生徒から相談を受けた生徒の証言があった。男子生徒はいじめたとされる同級生を挙げ「『俺、死にたいわ』『死ぬなよ』『分からへん』という応答の繰り返し」があったという。相談時期は自殺の前月とみられる。
 この調査結果は校内で報告され、校長は「厭世(えんせい)的になった状況がうかがえる」と記した資料を作成。校内会議で「彼の行動(自殺)の大きな要因であったことは確か」と認めていた。だが、この調査結果を遺族に伝えず、記者会見でも説明していなかった。

 調査に関わった当事者であるにもかかわらず、こんな重要な内容を単なるミスで取り違えたり発表漏れにしてしまったリするとは考えにくい。故意に事実関係をゆがめて発表した可能性が高いことになる。
(参考)
◎大津いじめ自殺:「死にたい」同級生に相談 学校事実隠す(毎日新聞 2013/1/29)