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泉佐野市の学テ参加認めない方針:文科省

 文部科学省は1月21日までに、2013年4月実施予定の全国学力テストで、大阪府泉佐野市の参加を現時点では認めない方針を固めた。

 文部科学省は全国学力テスト実施の際、学校間の序列化を防ぐため、学校別の成績を公表しないよう求める実施要項を順守することを各市町村教育委員会に確約させている。
 しかし泉佐野市では、大阪維新の会系の千代松大耕市長が、市内の各学校の成績を公表する方針を決めた。市長の意向を受けた市教委は、実施要項順守の確約をしなかったという。
 そもそも全国学力テスト自体、導入経緯からみて競争と序列化を図ることが元来の目的である。しかし世論の批判などがあり、まるで統計資料や個別の児童・生徒の到達状況などの理由を後付けした上(実際はその目的は中途半端になっているが)、成績公表は都道府県単位までにとどめ、学校単位での公表は禁じるというところに落ち着いた。
 現行方式での全国学力テストを続けることで、いくら歯止めをかけても元々の目的から競争と序列化の矛盾が出る。一方で公表を目指す勢力にとっても逆の意味で中途半端らしく、公表範囲を広げろという動きも出ている。
 根本的には現行方式での全国学力テストを中止しなければどうしようもないが、泉佐野市の動きに対して参加を認めないというのは、現行制度の枠内ではそうなるのではないだろうか。
(参考)
◎学力テスト、泉佐野市の参加認めず…文科省方針(読売新聞 2013/1/21)