※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

桜宮高校「体罰」自殺、橋下市長は「体罰」肯定認識改めず

 大阪市立桜宮高校の「体罰」自殺事件について、橋下徹大阪市長は1月10日、市長直轄での調査チームを作る方針を表明した。調査チームは100人規模になるという。

 橋下氏は今回の「体罰」を非難する一方で、「子どもに対して手をあげることは場合によってはあり得る。僕も体育会をやってたから分かるが、試合中にビンタすることはある」と、「体罰」肯定・容認の姿勢は変わっていないことも同時に表明した。
 今回の「体罰」加害教師についても、手を上げることは「あり得る」という態度を前面に出していたからこそ、日常的な「体罰」・暴力行為を加え続け、生徒を自殺に追い込んだのである。加害教師の「体罰」への認識という意味では、橋下氏の認識と全く共通であろう。
 こういう認識の枠内では、たまたま運悪く被害者が出ただの、変な教師がたまたま「正当な指導」に見せかけた不適切行為をしただのという、全く見当違いの話に矮小化されてしまいかねない。
 子どもに手を上げること、試合中にビンタすることなどを容認する限り、この手の事件・事故が起きる危険性と紙一重である。
 子どもに「指導」や「しつけ」と称して手を出すことは、単なる暴力行為であり反社会的な行為であるという認識に立ってはじめて、「体罰」への対策や調査が実のあるものになっていくのではないだろうか。