※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

いじめを力で押さえ込む持論述べた文科副大臣

 安倍内閣で文部科学副大臣に就任した谷川弥一衆院議員(自民・長崎3区)は就任の記者会見で、いじめ防止のためには武道家など「怖い先生」が必要という持論を述べた。

 朝日新聞によると、以下のように報じられている。

「いじめ防止に武道家の先生を」 谷川文科副大臣が持論(2012年12月28日)

 谷川氏は「いじめたら怒られる。それを理解してもらうには怖い先生が学校にいないとダメ」と述べ、「武道家。一番いいのはボクシングだと思うが、空手、剣道、柔道、プロレスも入るかな」と格闘技を列挙。「いないなら警察OBを雇う」と続けた。

 いじめ防止と称して力で押さえつけようとすること自体がいじめの構図であり、新たないじめを産みだす土壌ともなるものである。抑止力になるなどとは考えにくく、むしろいじめが潜在化・陰湿化するのではないだろうか。

 同時に、文科副大臣に配置された人がたまたま予想外の言動をして外れだったというわけではなく、安倍内閣の教育政策の根幹をなす人事配置であることも見ておかなければならない。

 前回首相在任時に教育基本法改悪に踏み切った安倍首相。首相とともに「親学」推進の中心を担い、また全国学力テスト全員調査なども主張している下村博文文科相。性教育を敵視するなどの言動を繰り返している義家弘介文部科学大臣政務官。そういった人事をみれば、谷川副大臣の言動も偶然ではない。