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大学受験:面接の採点基準は!?

 朝日新聞(web版)2012年12月24日付に『入試面接0点、なぜ 今年医学部不合格「採点基準は」』という記事が掲載されている。

 記事では、ある女子受験生のことが紹介されている。この受験生は中学生時代に病気を患い、体調面の不安で高校進学を断念したという。受験生は主治医の影響などで医師を志し、高校卒業程度認定試験合格を経て秋田大学医学部を受験した。現在は日常生活が送れる状態まで回復し、筆記試験では高得点だったが、面接では前期・後期とも0点にされ不合格になったという。
 大学側は面接の採点について「総合的に判断した」としているが、受験生側は「結果は仕方ない」とする一方で「病気体験や高校に進学しなかったことが影響したのではないか。採点基準が知りたい」と気にしているという。
 面接の採点基準は得てして不透明になる傾向がある。社会人でも、大病で病気療養のため退職を余儀なくされた人が回復後に再就職しようとしても病気経験を理由に断られて苦労するという話はよく聞く。ましてや、病気克服の体験が原点にあって医師を志望した受験生を、筆記試験では高得点だったにもかかわらず、面接で病気体験を理由に0点にして落としていたとすれば、これほど残念なことはない。仮に病気体験が原因だとすれば、医学部で専門科目を担当する教員は医療の専門家のはずだが、患者に対する偏見を持っているということになってしまう。
 病気体験などが実際にマイナス評価になったのかという事実関係も含めて、面接の採点基準はきちんと公表すべきではないだろうか。