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富田林一中いじめ自殺事件、学校が「いじめ自殺」認める

 大阪府富田林市立第一中学校の1年生女子生徒が11月12日に自殺した事件に関して、学校側は11月18日、いじめが自殺の要因になったという見解を出しました。

「いじめが自殺の要因」 大阪・富田林の中1女子〔『共同通信』2006/11/18〕

 大阪府富田林市で自殺した中学1年の女子生徒(12)について、中学の校長は18日、ほかの生徒からのいじめが「女子生徒の心を苦しめ、精神的苦痛の要因となった」と認めた。

 校長によると、女子生徒の自殺を受け生徒に書いてもらった作文で、「とおせんぼをした」が5人、「大声をかけた」が4人など15人がいじめに加わったと書いた。1年生を対象に無記名で実施したアンケートで、体形のことなどでからかわれていたのを知っていたとの答えが、半数近い65人に上った。

 いじめ自殺事件が発生した際、事件の正当化や、自殺した生徒や遺族への悪質な嫌がらせに走る例も多い(典型例:福岡県筑前町立三輪中学校いじめ自殺事件)なか、いじめ自殺を自ら進んで認めた学校側の態度はまだ良心的だといえます。

 しかし本当に大切なのは「今後の動き」です。いじめ自殺を進んで認めても、仮にその後の態度が不誠実ならば「世論沈静化のための批判かわし」と見なされかねません。

 引き続きこの生徒へのいじめの全容解明と、事件の再発を防ぐためにどうすればいいのか、このことが引き続き問われてきます。