※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

相次ぐいじめ自殺

スポンサーリンク

 11月12日に、いじめ自殺と見られる中学生の自殺が相次ぎました。

 大阪府富田林市立第一中学校1年の女子生徒が自宅の府営住宅から飛び降り自殺した事件に関して、この女子生徒への継続的ないじめがあったことが浮き彫りになっています。
 生徒の体型を非難する暴言、消しゴムや筆箱を投げつけられる、体育のバレーボールの授業で強いボールを集中的にぶつけられる、大声で怒鳴りつけられるなど、明らかにいじめといえる内容です。学校側はいじめについて一部把握して指導しながらも、結果的に十分な対策をとれていなかったことも明らかになっています。また、大阪府教委がおこなっていた「いじめに関する緊急調査」に対する富田林市教委の11月10日付の報告には、このいじめ事件のケースは含まれていなかったということです。
 いじめは小学校時代から続き、小学校もいじめの事実関係を把握していて中学校にもその旨の配慮を申し送りしたということですが、いじめは続きました。この生徒が在籍していた小学校は皮肉なことに、女子生徒が在籍していた昨年度から今年度にかけて文部科学省の「人権教育研究指定校」になっています。人権侵害の形態のひとつであるいじめに対して十分な対応がとれなかったこと、小学校での対応も検証されなければならないでしょう。
 学校や地域が一体となっていじめの全容を解明し、今後同様の事件の再発防止に努めなければなりません。
 また同じ日には、埼玉県本庄市立本庄東中学校3年生の男子生徒がいじめを苦にしたと見られる自殺をおこなっています。同級生から恐喝まがいの行為を受けていたという情報もあり、学校側が対応に乗り出そうとした矢先のことだったということです。
 大阪・埼玉の事件ともに、全容の徹底的解明が求められます。