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七生養護学校事件、原告支援者が集会

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 東京都立七生養護学校(現・七生特別支援学校)で2003年に発生した、、右派都議・産経新聞・都教委による性教育介入事件で、原告側支援者らは9月29日に集会を開いた。

 この事件では、極右都議3人(当時。1人はその後落選)が2003年、この学校の性教育の実践に「不適切」と一方的に難癖をつけたことにはじまる。
 この学校では知的障害児を対象にした養護学校ということもあり、また生徒間で過去に性に関わる望ましくない問題が起こった反省も含め、知的障害児にも理解できるような形で教材を独自に開発するなどの実践を積み重ねていた。実践は当初都教委も評価していたが、これが気に入らないとした極右都議の介入を受け、都教委は性教育教材を没収するなどした。また産経新聞は極右都議の主張に沿った報道を繰り返した。
 また当時の校長には、別件をでっち上げて停職と降格の不当処分もおこなった。校長が不服として訴えた訴訟では校長側の主張が認められ、処分不当として取り消し処分が最高裁で確定している。
 性教育教材没収問題では、当時の教職員と保護者らが教材返還などを求める訴訟を起こし、一審・二審とも都議の政治的介入や都教委の処分を不当と認め勝訴し、最高裁で審理中である。
 この問題は性教育への攻撃という点でももちろん問題だが、それだけにとどまらず、教員や学校が児童・生徒の実情を踏まえて独自に教材を工夫したり教育実践を積み重ねることを敵視して政治的介入でつぶすことを許すかどうかという、教育への政治的介入に関わる問題である。一審・二審では認められなかった部分も含めて最高裁では全面勝訴することを強く願う。
(参考)
◎子らの可能性信じて 七生養護学校 教育実践振り返る 東京 (しんぶん赤旗 2012/9/30)