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ネット被害救済措置求める意見書:大津市議会

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 滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺事件に関連して無関係の市民を含む複数の人物がインターネット上で中傷されたことを受け、大津市議会は9月24日、ネット上の中傷から被害者を救済する対策を国に要望する意見書を、全会一致で採択した。

 この事件ではインターネット上で犯人探しが加熱し、たまたま加害者と同姓だったというだけで一方的に加害者の親族と決めつけられてインターネット上の掲示板の書き込みやブログなどで中傷され、個人情報を晒される被害を受けた人も複数生まれた。加害者の関係者に間違われた人の職場や自宅に嫌がらせ電話(いわゆる電凸)や脅迫めいた手紙の送付がおこなわれる例も相次いだ。

 攻撃そのものを面白がるかのように無関係の人を攻撃する一部勢力の態度は、いじめ問題に取り組もうとする人たちとは一線を画すべきものであろう。

 また一方で、ネットで不適切な態度をとる一部の者の存在を理由に、いじめ問題をまじめに考え改善を求めようとする立場の人物まで一緒にして「誹謗中傷・人権侵害」呼ばわりして弾圧し、いじめ問題そのものを隠蔽する口実にしてはいけない。

 学校関連の問題、特に生徒が被害者になるような事件・事故では「加害者や学校にとって不都合な内容や気に入らない内容に少しでも触れると、それはすべて加害者や学校関係者への人権侵害であり、マスコミからの報道被害」かのように居直って事件隠蔽と被害者攻撃にいそしむ学校関係者や地域住民などが出てくることも多い。しかしそういう対応とも一線を画さなければならない。

(参考)
◎大津いじめ自殺:市議会ネット中傷に措置求める意見書可決(毎日新聞 2012/9/24)
◎「ネット被害者救済を」 大津市議会 意見書可決(産経新聞 2012/9/25)