養護教諭異変に気づき連絡:大津いじめ自殺

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件で、生徒の生前に養護教諭が関係生徒の異変に気づき、担任教諭らに知らせていたことがわかった。

 2011年10月4日、被害生徒と加害生徒がそれぞれ保健室に来てケガの手当を受けた。加害生徒は被害生徒に暴力を振るったことを認め、殴った際に手にケガをしたとして養護教諭が手にシップを貼るなどした。一方で被害生徒は顔面などを殴られたとして手当をしている。
 養護教諭は加害生徒の態度を「1学期よりも粗暴になっている」と感じ、担任にその旨を書き置きで伝えたという。また教頭や学年主任など5人にも同趣旨のことを伝えた。
 2011年10月5日の学年打ち合わせでは養護教諭の指摘が学年担当教員に伝えられていた。
 報告がありながら放置し、しかも自殺に至ると事実そのものを隠蔽して「教諭は誰も気づかなかった」かのように虚偽報告をおこなっていたことになる。恐るべき隠蔽工作である。
(参考)
◎養護教諭も異変指摘 大津自殺、いじめ発見に生かせず(朝日新聞 2012/9/20)