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自分好みの結果出るまでアンケートやり直す気なのか:大阪市学校選択制

 大阪市教育委員会は9月19日までに、市立小中学校で導入を検討している学校選択制について、導入是非のアンケートを保護者対象に実施する方針を決めた。なおすでに、大阪市および各行政区の主催で学校選択制導入に関わる別の調査が実施され、学校選択制導入反対の声が賛成を上回ったという結果が出ている。

 学校選択制は橋下徹大阪市長の意向で提起されている。橋下市長は「保護者は導入賛成が多い」などと豪語した。しかし、実際に各行政区ごとに学校選択制導入の是非を問うフォーラムを実施し来場者からアンケートを集めたり、区役所にアンケート回収箱を設置したりして意見を聴いたところ、どの区でも学校選択制導入反対が賛成を大きく上回る結果となった。
 橋下市長や与党会派の「大阪維新の会」市議などは、自分たちにとって気に入らない結果になったことをみて「一部の反対派運動家の組織的な煽動」などと居直った。それを受けてなのか、すでにあるアンケートの結果は最初からなかったかのように、別のアンケートを取るという。対象は、幼稚園・保育所に通う児童の保護者や、小学校4年以下の児童の保護者全員になる見込みだという。
 すでに市が区を通じておこなったアンケートがあるのに、自分好みの結果が出るまでいくらでもやり直しし続けるつもりなのだろうか。税金の無駄であり、行政の私物化である。
(参考)
◎学校選択制保護者アンケ実施へ 大阪市教委(朝日新聞・大阪版 2012/9/20)