※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

小数の掛け算・割り算の意味理解できていない小学生半数近く?

 国立教育政策研究所の分析によると、小学校6年の児童の半数近くが、小数の掛け算・割り算の意味を理解していないとみられることがわかった。

 2007年以降過去4回分の全国学力テストの結果を分析したものである。
 単純な計算問題では正答率が高い傾向にある。しかしその一方で、小数の意味を問うような問題では正答率が低くなる傾向があったという。

(問題)下にあげた4つの式で、□は、0でない同じ数を示しています。計算の答えが□より大きくなるものを、下の(1)から(4)までの中からすべて選んで、その番号を書きましょう。
(1) □×1.2 (2) □×0.7 (3) □÷1.3 (4) □÷0.8 (正答は1と4)
(問題)ある会場に小学生が集まりました。集まった小学生200人のうち80人が女子でした。女子の人数の割合は集まった小学生の人数の何%ですか(4つの選択肢から選択。正答は40%)

 全国学力テストの分析を待つまでもなく、機械的な計算はできても計算の意味を問うと理解が弱いというのは、これまでも指摘されてきた傾向である。
 学習分量も多く、機械的な計算手順が主になり、その背後にある意味を十分に理解できる時間がないというのは、個別の教諭の力量の問題というよりもむしろ、学習指導要領の問題が大きいのではないか。
(参考)
◎小数のかけ算・割り算、小6の半数近く理解せず(読売新聞 2012/9/20)