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出水市いじめ自殺:差出人不明の怪署名出回る

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 『Net IB ニュース』が鹿児島県出水市立中学校女子生徒自殺事件について連載記事を掲載している。2012年9月18日配信『出水市中2女子自殺 責任の在処(4)~差出人不明の署名』では、驚くべき事態が紹介されている。

 一つ目の指摘は、この事件は全国報道されているが、地元でのローカル報道は少ないという指摘。記事では地元紙記者の不作為ではないかと疑っている。

 二点目の指摘は、「保護者有志」などとする怪署名が地元で出回っているというものである。記事ではその署名の画像が出ている。「米ノ津中生徒や卒業生が2学期から安心して学校に通えるようにするために」と題された署名は2012年8月28日付で作成され、主催者は「米ノ津中学校保護者及びOB有志一同」「米ノ津中学校吹奏楽部保護者及びOB有志一同」の連名になっているものの、責任者や事務局などの連絡先は記載されていない。

 内容はいじめ隠蔽に加担し、遺族を傷つけるものとなっている。いじめはなかったとする学校と市教委の調査内容を全面的に肯定し、それに否定的な報道に矛先を向け、まるで一部報道によって生徒や地域住民が動揺して傷つけられているような書き方となっている。「いじめがあったかのようなテレビ報道」で二次被害を与えるとして、市教委は毅然とした態度で望んでほしいと要望するものとなっている。

 署名の内容は、9月18日の出水市議会の質疑で、市当局がおこなった発言の趣旨とも合致している。同日の出水市議会では、いじめとは判断できない、同級生への二次被害が懸念されるからアンケート結果は開示しないなどと公然と発言していた。

 しかしその一方で、遺族側の独自調査で証言が得られ、遺族側がいじめと指摘した行為については、市教委もその行為の存在自体は認めているがいじめではないと強弁している。

 生徒の持ち物が壊されたりなどした事案は、いじめでなくて何なのだろうか。

 三点目の指摘は、自殺した生徒の通っていた中学校では、過去にもこの女子生徒の他に2件の生徒死亡事件が発生し、過去に起きた2件の事件もいじめが原因の自殺ではないかと指摘されているという。いじめ自殺が疑われる事案が同じ学校で3件発生したことになる。学校側や市教委の対応が問われている。