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継続的ないじめで精神症状発症、転校へ:岩手

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 岩手県南部の小学校に通っていた6年の女子児童が同級生らからいじめを受けて精神症状を発症し、県内の他地区の学校に転校していたことが9月6日までにわかった。

 被害にあった児童は4年生だった2010年に当該校に転入したが、持ち物をゴミ箱に捨てられたり悪口を浴びせられるなどのいじめを常習的に受けるようになった。5年生になった2011年夏、めまいや動悸などの症状を訴えて病院を受診し、PTSDなどと診断された。
 学校側は4年生の2010年の段階でいじめの兆候を把握し、学年レベルで情報を共有していた。しかし学校レベルでの情報共有はなされず、被害者側が市教委に相談を寄せた2012年7月になって初めて、校長は事実関係を把握した。学年の担任団は、加害者に問いただしてもいじめを否定するために「それ以上の調査は困難」と判断していたという。
 学校側の対応は不十分すぎる。いじめの兆候を把握しながら加害者が否定したとして調査を打ち切ったのは、事実上放置していたに等しい。また学校側の情報共有体制の不備も事態を悪化させている。
 いじめへの対応が遅れたことで、被害者の症状を悪化させ精神症状発祥や転校まで追い込まれた要因になったのはもちろん、加害者側がいじめ行為を正当化して継続する口実にもなっている。
 こういうことは決して起こしてはならないし、加害者への必要な措置をとることが被害者の症状緩和・回復のきっかけにもなるだろう。
(参考)
◎いじめで精神疾患、転校へ 県南部の小6女子児童(岩手日報 2012/9/7)
◎地元教委が聞き取りへ 県南部・女児いじめ問題(岩手日報 2012/9/8)