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内申書めぐり奇妙な懇談

 橋下徹大阪市長は5月15日、豊中市役所を訪問し、豊中市教育長と懇談した。

 懇談内容は非公開だったが、取材に応じた教育長によると、高校入試の内申書の絶対評価についてだったということ。懇談は橋下市長側からの申し入れでおこなわれたということである。
 しかし考えてみるとおかしい。大阪市長が豊中市の教育長との懇談で、府教委の権限に属することを話し合っている。いったい何をしているのだろうか。越権行為もいいところである。
 この背景には、いくつかのことが考えられる。
 橋下氏は豊中市在住である。首長には公職選挙法で居住地要件はないので、自治体住民でない人が首長をつとめること自体は法律上は違法ではない。大阪市内への転居は子どもの学校の関係で考えなかったということ。政治家の立場と保護者の立場を公私混同して子どもに有利になるように圧力をかけたのではないかという見方もできなくはない。
 また豊中市の教育委員会委員長職務代理者は、亀井圭子氏(会社員)と紹介されている(任期は2012年5月26日まで)。この方は毎日放送の古川圭子アナウンサーのことである。
 橋下氏といえば、毎日放送の『VOICE』でのインタビューで大八木友之キャスターに矛盾をつかれて絶句したこと、同じく『VOICE』の教育基本条例の特集を目の敵にしてツイッターで噛みついたこと、2012年5月8日の登庁時取材で毎日放送記者を罵倒し続けたこと、政策をことあるごとに目の敵にしてきた平松邦夫前市長は毎日放送アナウンサー出身であることなど、何かと毎日放送には縁が深い。そういうのもあるのだろうかとも感じた。