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卒業式で校長が君が代斉唱チェック:大阪府立高校

 大阪府立和泉高校(岸和田市)で3月2日に実施された卒業式で、同校の中原徹校長が「君が代」斉唱の際、教職員の口元をチェックし、口が動いていないと判断した教職員を式後に呼び出して事情を聴いていたことが分かった。

 中原校長は弁護士出身で、民間人校長として2011年4月に同校に赴任した人物である。橋下徹大阪市長とは学生時代からの友人で、橋下氏が大阪府知事時代に民間人校長に採用された。その際、川崎大樹・知事特別秘書(現・大阪維新の会大阪市議)が「知事の友人が民間人校長に応募する」と大阪府教委に伝えていた口利き疑惑も浮上している。
 校長の友人でもある橋下大阪市長は「服務規律を徹底するマネジメントの一例」と絶賛したと伝えられる。
 君が代強要が極限まで行き着くと、こうなってしまうということを示す一例である。君が代強要は、強要自体が目的となっていて、賛成派が根拠とする「愛国心」などしょせんあとからとってつけたものでしかないということを示しているのではないだろうか。
 国旗・国歌法でも強要は想定していない。また学習指導要領の上でも、学校行事は学校の自主性を尊重して運営することになっている。
 歴史的な経過から、元々意見が大きく分かれるものである。さらに強要されてもしょせんは「君が代自体には賛成・もしくは特に何も思わないが、強要することは許せない」という立場の新たな「敵」まで生むだけである。