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大学入試問題ネット流出:元受験生の不処分決定

 京都大学など4大学の入試問題が試験時間中にインターネット上の掲示板に流出した事件で、山形家裁は7月7日、流出に関与したとして偽計業務妨害の非行事実で送致された元受験生の不処分を決定しました。

 この事件では、当初は組織的な犯行の可能性も疑われて警察が動く事態となりました。しかし捜査が進む中で、元受験生が「答えを教えて下さい」として試験時間中に自席から携帯電話で掲示板に投稿して答えを求め、事情を知らない善意の人が回答し、寄せられた回答を書き写していた、単なるカンニングだということが判明しました。
 手口が従来型よりも派生していただけで、本質はただのカンニングであり、刑事処分にはなじまないことになります。大学側も元受験生を不合格にしたとみられることなどから、不処分は妥当だといえるのではないでしょうか。
(参考)
◎元予備校生の不処分決定=「結果軽くないが深く反省」-入試問題投稿事件・山形家裁(時事通信 2011/7/7)