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「君が代」起立職務命令は合憲:最高裁で5・6例目の判決

 卒業式での「君が代」起立を強要する職務命令が合憲かどうかが争われた2件の訴訟で、最高裁は7月4日付で、いずれも原告教諭らの上告を棄却する判決を言い渡しました。

 この訴訟は(1)2004年度の卒業式での不起立で戒告処分を受けて、定年退職後の再任用で不合格になった元都立高校教諭、(2)2005年度の卒業式での不起立で戒告処分を受けた府中市立小学校教諭、のそれぞれ別のものでした。
 いずれも「思想・良心の自由を間接的には制約しているが、制約には必要性・合理性がある」などとする先行した4件の最高裁判決を踏襲し、原告側敗訴は5・6件目となります。
 しかし「君が代」の起立強要に必要性や合理性など全く考えられません。不起立によって、暴力などで式を妨害しているわけでもありませんし、誰か他の人の人権を侵害するような行為でもありません。また教師としての根本的な資質を左右するような行為とも思えません。
(参考)
◎君が代斉唱不起立訴訟2件に「合憲」 最高裁判決(朝日新聞 2011/7/6)