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板橋高校卒業式「妨害」でっちあげ事件:不当判決確定見通し

 東京都立板橋高校の元教諭(70)が2004年、来賓として招かれた卒業式で「日の丸・君が代」強制に反対する趣旨を話したことで「卒業式妨害」をでっちあげられて威力業務妨害に問われた事件の刑事訴訟で、最高裁は口頭弁論を開かないまま判決日を7月7日に指定しました。元教諭への罰金刑を命じた不当判決が確定するとみられます。

 この事件では、当時すでに退職していて来賓として参加した元教諭は、式開始前に「日の丸・君が代」強制に反対する趣旨を話したということです。教頭が制止して元教諭は従い、元教諭は退出させられて式に参加できなくなりました。その際には特に混乱はなかったということです。

 しかし同じ式に来賓として参加していた極右都議・土屋敬之(板橋区選挙区、当時民主党、現在は無所属)が式の最中、「君が代」斉唱の際に生徒らに対して「立て」と大声で恫喝するなどしました。生徒が起立しなかったことに逆恨みした土屋は、自分の卒業式妨害行為を棚に上げ、都議会質問で圧力をかけるなどしてこの元教諭の行為を「卒業式妨害事件」にでっちあげました。

 これが事実経過であり、威力業務妨害は成立しません。明らかな不当判決だといえます。

(参考)
◎元教諭の罰金刑確定へ=君が代起立妨害-最高裁(時事通信 2011/6/17)
◎君が代:起立妨害で元教諭の罰金刑が確定へ(毎日新聞 2011/6/18)