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愛知いじめ後遺症自殺:遺族側も控訴へ

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 名古屋経済大学市邨中学校いじめ後遺症自殺事件の訴訟で、遺族側も控訴する方針を決めたことがわかりました。学園側はすでに即日控訴しています。

 一審判決(5月20日)ではいじめと自殺との因果関係を認めました。いじめから時間が経っての自殺でも因果関係を認めたという意味では、前例がない画期的なものでした。
 しかしその一方で判決では、生徒の自殺時には母親は検査入院していたことをあげ「自殺未遂を繰り返していたのに、一人で自宅に残した点に一定の過失があった」として7割の過失相殺を認めました。過失相殺部分を不服として控訴するということです。
 遺族側は「そもそも学園側の不適切対応がなければこんなことにはならなかった。遺族に大半の過失があるというのはおかしい」としています。
 このような一部勝訴の場合、敗訴部分に不服はあっても勝訴部分を尊重して控訴しない判断をするのか、それとも敗訴部分についても全面的な認定を求めて控訴するのかは、関係者の自主的な判断となるでしょう。
 しかし控訴審に持ち込まれることになった以上、遺族側の過失相殺を認めた部分を取り消し、遺族側の全面勝訴といえるような判決が早期に出ることを強く願います。
(参考)
◎遺族側も控訴へ=高2少女いじめ自殺訴訟―愛知(時事通信 2011/6/1)