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柔道部で悪質ないじめ・暴行事件発覚:福岡

 福岡県久留米市立南筑高校の柔道部で悪質ないじめ・暴行事件があったことが、5月3日までにわかりました。

 朝日新聞(web版)2011年5月3日付『後輩柔道部員の首絞め失神 携帯で動画撮影 福岡の高校』によると、事件は2011年3月に発生しました。
 2011年3月24日、2年生(当時)部員2人が1年生(当時)部員の首をタオルで絞めて意識を失わせたうえ、腹を踏んだりひざ蹴りをするなどしました。意識が回復した部員に対し、加害者は無理なトレーニングを命じました。その際にも暴行を加えていたということです。別の1年生(部員)が暴行の様子を携帯電話のカメラで撮影していました。
 さらに前日にも、同様の暴行があったといいます。
 学校側はいじめ・暴行の事実を認め、加害者の停学、柔道部の対外試合停止処分などの措置をとったといいます。一方で加害者の退学処分は否定し、「加害生徒の退学は教育的見地から解決にはならない。加害生徒、被害生徒の3人がもう一度、仲間として部で活動できるようにしたい。他の部員に対しては首絞めなどはしていない」(校長)と話しているといいます。
 「加害生徒の退学は教育的見地から解決にはならない」という一般論に終始する段階ではないという印象を受けます。被害者側は「一歩間違えば命を失うところで、一般の人間がやれば殺人未遂になるような行為。到底許せるものではない」(被害生徒の父親)と話しているといいます。
 ここまで悪質な暴行事件が発生しながら「加害生徒、被害生徒の3人がもう一度、仲間として部で活動できるようにしたい。」とは、無理な願望でしょう。このような対応では、結果的に加害者を擁護し事件被害を矮小化させることにもつながりかねません。