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秦荘中学校柔道部事故、遺族が提訴:滋賀

 滋賀県愛荘町立秦荘中学校で2009年、柔道部員だった男子生徒が練習中に顧問講師(当時・依願退職)に投げられた直後に意識不明になりその後死亡した事故で、遺族が3月29日、講師と愛荘町を相手取り、約7600万円の損害賠償を求める訴訟を大津地裁に提訴しました。

 この事故では、講師がしごき・暴力とみなされるような「指導」をおこなっていたことが指摘されています。またほかの柔道部員の生徒が異変に気づくほどに生徒の様子がおかしくなっていたにもかかわらず、講師はこの生徒と乱取りを続け、また生徒が倒れてからもしばらく放置していたことも指摘されています。
 村西俊雄愛荘町長は、提訴を受けたマスコミ取材に対して「誠意をもって対応する」とコメントしたということです。その一方で生徒の親族の方が開設しているブログによると、町長はマスコミ向けには機会あるごとに「町として誠意をもって遺族と話し合いたい・謝罪したい」などの発言を繰り返している一方で、町から遺族に接触はないことを指摘し、遺族に対しての誠意は感じられないと批判しています。
 町の対応が遺族側の指摘通りなら、遺族を傷つけて問題をさらに悪化させるような対応です。
 できるだけ早期に裁判が終結し、遺族側にとって少しでもよい結果が出ることを願います。
(参考)
◎顧問らの責任問う 柔道練習で死亡 母親が提訴(毎日放送 2011/3/29)
◎<滋賀>中学で柔道部員死亡、母が元顧問と町を提訴(朝日放送 2011/3/29)