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ストーカー教諭に停職1ヶ月:山梨

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 山梨県教育委員会は3月23日、2008年12月~2009年2月にかけて当時勤務していた学校で、女子生徒にストーカーまがいのメールを繰り返し送りつけたとして、甲府市立中学校の男性教諭を停職1ヶ月の処分にしました。

 この問題では学校や甲府市教育委員会が事実関係を隠蔽し続けていました。しかし毎日新聞が2010年12月下旬に報道したことで事実関係が発覚しました。事件が発覚しても甲府市教育委員会は「懲戒処分の対象には当たらない」とし、新聞報道でのさらなる批判を経て再調査をおこなった末にやっと「懲戒処分相当」と認めました。
 さらにこの教諭は、別の学校への異動が決まった2009年3月、生徒の成績一覧を含む資料の処分を生徒に手伝わせ、成績流出のきっかけも作っています。
 懲戒処分ではストーカー問題、成績流出問題の2つとも対象となりました。
 山梨県教委は以下のように判断したといいます。

県教委事務局側は教諭がメールを送り付けたことが、学校内でのセクハラ行為に当たる一方、メールの内容に性的なものはなかったと判断。(毎日新聞2011/3/24『ストーカー教諭:県教委が停職1月処分 不祥事隠蔽「適切でなかった」 /山梨』)

 山梨県教委は何を訳のわからないことを言っているのでしょうか。セクハラとはそもそも「セクシュアル・ハラスメント」すなわち性的嫌がらせという意味です。メールを送りつけたことがセクハラといいながら、メールの内容に性的なものはなかったとするのは、論理破綻です。
 また停職1ヶ月の処分についても、「市民感情からみて納得できない」とする意見が教育委員会会議で寄せられた一方で、最終的には事務局主導で原案通りに落ち着いたというのも腑に落ちません。
 教育委員会は問題教師を不当に守り続け、被害者やその関係者、また一般の生徒や市民に敵対する形になってしまうという悪しき事例が再び発生してしまった形になります。
(参考)
◎ストーカー教諭:県教委が停職1月処分 不祥事隠蔽「適切でなかった」 /山梨(毎日新聞 2011/3/24)